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「流星のロックマン(3)」(板垣雅也, 小学館)完!

結局スターフォースは一切使わず、ロックオンの次にきた新必殺技はなんとブラザーバンド!友情のチカラでぶっ倒せというまた少年マンガのストロングスタイルで勝負をかけてきたこのセンスは燃える。スターフォース100個の圧倒的パワーを誇るアンドロメダに「ブラザーバンドは、信頼が限界を超え深まれば深まるほどエネルギーを無限に増幅する!」とぶつけるのがベタで濡れる。ゴヨーダ警部もまんまビクトリーマスク的に「力はないけどハートは熱く!」なキャラでシブおいしいところを持っていく。3巻にしてやっと登場したヒロインことハープ・ノートもなかなかおいしいポジション。板垣雅也は女子キャラを描くたびに寿命が3年削れていくのだ!とか勝手に思っていましたが、描くときは描くんですね。
ドリりんちょもミソラも全く出てこなかったし、せんべいの下りは若干強引とは思うものの、アンドロメダとの戦いも決着・大団円!最後の最後まで煮えたぎるアツさのド根性ものでした。きれいに完結。いや、メチャクチャか。メチャクチャでいいんだ!
原作とド反対のベクトルで突き抜けたバカ作品でしたが、次回も流星2を原作に「外伝」やるんですね板垣雅也。いったいコロコロの読者的にはどういうポジションのマンガなんだこれ。穴久保幸作クラス?(私がコロコロ読んでた頃はムサシロードとかくにおくんとかのマンガ描いてたな)
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テーマ : 漫画の感想
ジャンル : アニメ・コミック

「流星のロックマン(2)」(板垣雅也, 小学館)

女の子を出すとか超苦手!みたいななんというのか、小二病?的なベタ熱血展開をひた走るコロコロ版ロックマンなわけですが。こと2巻に至ってミソラもドリル委員長も出す気がないという漢汁オーバードーズ具合に泣いた。オヒュカス・クイーンの扱いが完全にカマセじゃないですか。出てくるいとまもあらばこそ、数ページで退場ですよ。すげえ。これすげえ。さようならドリりんちょ(ドリル委員長の略称)。

すっかり「人情涙もろいキャラ」として、感情の赴くままにライバルへの対抗心や親切心、そういったものを臆面もなくさらけ出すようになったスバル君こと流星のロックマンが活躍する様、素敵です。
ジェミニ・スパークへの再戦を果たすべく特訓したロックマンの新必殺技なんだと思います?ロックオンなんですよ。スターフォースでもなんでもなく、ロックオン。確かにゲーム中では単なるテクニックとして開陳されている技なんですけれど、瞬間移動で相手に接近して一撃必殺っつーアレ、こうやってマンガに出してみるとすげえ強い。周囲に存在する微弱な電波の流れをつかんで一瞬で相手の近くまで飛ぶ、なんてバトルマンガ的ストロング理論ですよ。ここに目をつけた板垣雅也すげえ。
3種のソフトがあった「流星」ですから、ここでレオ・ペガサス・ドラゴンのどれに変身しても不公平なわけです。スターフォースを使おうとする限りそれからは脱却できない。そこで抜擢された必殺技として、ロックオンの演出は上等。腕に獣の頭なウォーロックついてるような野蛮なロックマンですから、やっぱりバスターだのなんだのよりも近接噛み付きが華ですわいな。

スターフォースを入手したジェミニのビジュアルはもはやキラークィーンと化してしまっており、「これなんて吉良吉影?」とつっこまざるを得ないスゴ味。そしてそれと対比して描かれるラスボスことアンドロメダの無邪気で貪欲な食いしん坊具合もまたイイ味。陰々滅々としたトラウマ告白ゲームだった原作ゲームの雰囲気はどこへやら、ちゃんとアレンジしてバトルマンガとして成立させてるところが私の溜飲を下げてくれるのです。

もうすぐ原作ゲームが「流星2」として発売されちゃうわけなんですが、あんなデンジャラスなアンドロメダをどうやってカタつける気なのか!?そしてドリりんちょは!?とハラハラさせつつ続く。

「ロックマンゼクス(2)」(おぎの しん, エンターブレイン)を入手する

やっぱり例によって普段行く数軒の書店にはなくって、1巻を買ったのと同じえろえろ書店で邂逅を果たしたわけですが。店内にぱんつ丸見えな女の子がでかでかと描かれたポスターが貼ってあるとか熟練者っぽい方々が雁首揃えて獲物あさってるとか、この種の文化にソフィスケーテッドされていない筆者は行く度にごりごりSAN値を削られます。まだまだ修行が足りないようです。蛇の道はヘビー。というか対象年齢いくつくらいなんだこの作品自体は。ちっちゃい子向けならちっちゃい子にリーチする場所を確保してくださいよ。まぁレグアンカーがおまけページで「ガーディアンベースたんハァハァ」とか言ってるし、単行本の顧客層ってもしかしたら上の方なのかも。連載は天下のファミ通様の姉妹誌なんで、マンガ自体は十分ちっちゃい子にもリーチしてるでしょうしね。というかイマドキの子は普通にネット通販でマンガ買いそうな気がする。実態を知りたい。

1巻とは比べ物にならないくらい急ぎ足な展開になっていますが、戦闘に関しては原作ゲームの攻略に沿ってる感じが好印象。ハリケンヌ・フィストレオ・レグアンカーと、それぞれをちゃんと弱点属性で破壊するあたり痺れます。プロテクタスもちゃんと顔かっさばいてLV.4FINISHパターン。こういうレトリックがばっちりキマってて、原作ファンも安心して読めます。ライブメタルの口調が全くもって脳内再生できないのですが、しょうがないのかなあ。ロックマンゼロ世界とのつながり一切匂わせないぞ戦略だと。

物語も佳境という事でシビアな戦闘が多く、1巻のハイボルト戦ではオチャメしてたヴァンも今回は段々と修羅っぽいツラ構えになっていくのが印象的でした。考えてみれば、ゼクス世界も「ヒトビトのサイバーエルフ化」で婉曲にとはいえ大量殺戮してる描写があるんですよね(1巻だとヴァンの母が殺される描写も結構直接的に描いてあるし)。そんな舞台で戦ってればそりゃ鬼の形相にもなりますわいな。その辺りが岩本Xを彷彿とさせるのかも。クライマックスに発動した捏造設定「モデルZXオーバードライブ」のケレン味も上等。

全体通して、愚直にベタに熱血ヒーロー路線を貫いてくれて嬉しい限りです。でもゼクスアドベントのコミック化が気になる(クロノフォスが出てくる回だけ立ち読みしたのだ)。あっちのオリジナルコミカル時空にこっちからヴァンやプロメテやパンドラが出演するんスか?すげえ展開になりそうだ…。今から血行がよくなりすぎて脳年齢の低下が止まりません。

「流星のロックマン」(1)(板垣雅也, 小学館)に思うこと

私は「わ~お!ケンちゃん」とかが始まったあたりから、90年代半ばにかけてコロコロコミックを購読していたクチです(連載当初は「元気いっぱい!シムラくん」だった気がするぜ!)。あの頃のかの雑誌は、涼しい顔してパンツも乳首も出してるプリミティブな欲望にほんと正直な紙面構成でしたが、SDな牧村美樹を全裸で大股開きさせたり(作者、過去にエニックスでエロゲー作ってるじゃねえか!)ヒロインだと思ってたキャラクターが実は男だったり(しかも同じ作者(微妙な表現)の成年指定マンガに同姓同名の女(?)教師として登場してて爆笑しました)永井豪に打ち切られマンガ書かせたり(ヒゲゴジラが普通に出てくるよ。股間にゴルフのドライバーつけたロボットに乗って)小林よしのりが誌上で勝手にゲームキャラデザインして誰かゲーム作れやと逆オファーかけたり(アレは既にスクウェアと水面下で話がまとまった上でかました出来レースだったのでしょうか?)とか、果たして今でも凶悪なトラウマを植えつけ猛威をふるっているんでしょうか。
インターネット様がこれだけ「あって当たり前」になってしまった昨今ですと、そんな児童誌ごとき何するものぞという感じなのかもしれませんが。ちょっとマジで小学生に聞きたいなあ現代の情報流通事情。みんなはオトナになるまでちゃんとキッズgooを通していんたーねっとに触れなきゃダメだぞ☆(ちなみに当ブログはキッズgooに弾かれます)

のっけからアクセルふかして当時のコロコロ読んでない人(以外の大勢も)を置いていってますが分からなくても何も問題ありません。というか逆に当方それ以降のコロコロを全く知らない(例えば毎月読み飛ばしてた野球マンガの主役がゴジラ松井からいつの間にまた清原に戻ったのかとか)ので、浦島太郎なボケをかましてる可能性すらあります。以下本題。

私の感覚では、原作ゲームの方の「流星のロックマン」というのは全くもってコロコロのカラーと合致しない作品です。いや、エロチック分が足りないという意味ではなくて。そっちはむしろ十分すぎるほど足りてます。素で。そうじゃなくて。
主人公のスバル君からして陰々鬱々、FM星人にとりつかれるひとたちはそれぞれが暗いエピソード抱えてるときたもんだ。スバル君がロックマンに変身して、ダンジョンを通過しながら力任せにFM星人ぶちのめすという一連のシーケンスだけが能天気なのです。周囲の人々との心のつながりを構築していくというテーマにおいてはトラウマほじりとその浄化が必要ではあるのでしょうけど、ほんとはそもそもカッチョいいヒーローがごつい敵やイカしたライバルとがしがし戦うのを楽しむゲームですよね?ドラゴンとかレオとかの変身ができるのをすげえ宣伝してたじゃないですか。流星2だってベルセルクシノビだー!ってやっぱり変身で騒いでるし。私もバトル大好きです。パープルインクをぶつけてじわじわ敵をいたぶるのが特に。グリーンサイクロンよりもパープルインク。着弾して飛び散り、毒フィールドをでっかく形成する瞬間は背中に快感が走りますね。

こんな「ゲーム上のウリ」と「シナリオのカラー」の乖離に苛まされている困ったゲームを原作に、コロコロで戦うことになった板垣雅也。彼がマンガに命を吹き込むにあたってかましたことは以下の2点に集約されます。即ち「コロコロナイズドギャグ」「スバル君を熱血化」。
ウォーロックはのっけから屁はこくわハナクソ食うわでナイス下品。つかみからコロコロ読者引っ張ってナンボ。電波でできた宇宙人が物食うのかなんて、問う方がヤボってもんです。ビッキビキに啖呵も切っちゃって、完全に江戸っ子な人情オヤジ。
一方のスバル君は最初こそ原作チックなうじうじ少年なものの、それでもそこそこアクティブだし、更には1巻中盤あたりからいきなり「戦いって楽しいぜ!」モードへスイッチ入っちゃう。巻き込まれ系主人公が自発的にその巻き込まれた対象に取り組みだすってシチュエーションはよくありますけど、あの「流星」でそれやりますか!スバル君がどんどんやんちゃぼうずになっていく。
ストーリー上では、最初の2話こそ人情系ちょっといい話テイストをこなしつつも、そこから発明盗まれた科学者とか教育現場で悩める教師とかのメソメソ暗澹エピソードを一切合切すっとばして完全オリジナル、すなわちいわゆる天下一武道会に突入ですよ。キグナス・ウィングの変態っぷりときたらもう濡れます。この木と竹を合体させるような豪腕っぷりを目の当たりにして、脳からいい感じのモノが分泌されまくりました。
直感しましたね。板垣雅也はとにかくバトルマンガを描きたくて仕方ないのだと!ほんと楽しそう。そりゃオビに「アツいぜ!」とか書かれますよ。血と汗にまみれてボロボロになりながら戦うんだもの。電波つー抽象的で汚れなさそうな舞台設定なのにものすごく泥臭い。板垣流星に関しては、もはや作者が原作ゲームをどれだけ実際にプレイした/していないかというのは別の次元の問題。

キッズホビーを流行らせるためにはコロコロという虎の威を借りて、たとえ原作を破壊してでも想定顧客層の目に留まる機会を増やす必要があるのだろうなあという寂しい結論。には全くならず、私は板垣流星がとても気に入っているので、むしろ原作こそこっちを見習って原始的な充足感をてんこ盛りにした作りにしてほしいなぁと書いてこの稿を締めくくるものなのであります。「ここからはボクも未知の領域だ!!」というスバル君のセリフがストーリーの滅茶苦茶さにリンクしている妙。
まぁ流星2って既に人間関係をがっちり形成したスバル君が活躍するんだろうし、そこまで暗くはならないとは思うのですけど。

あ、そうだ。ゴヨウダ刑事がすげえワル顔でこれもまたいいんだ。登場直後だけで、あとは完全にギャグキャラ扱いされてるけど。

「ロックマンゼクス」(おぎの しん, エンターブレイン)を読む

ブロスコミックスエキストラってなんスか。普通のブロスコミックスとはどう違うんだろう。それはさておき待望の単行本化ですよ。ファミ通DS+Wiiなる雑誌を完全スルーしてきた筆者が後になって存在に気づいたものの、もう随分と後半になってしまっていたために泣く泣くやっぱりスルーしてきたロックマンゼクスのマンガですよ。まとまった量のマンガなんで絶対にそのうち単行本化するに違いない!と信じていたところ夢がかなう。夢は時間を裏切らない。そこいらへんのブログとかで情報仕入れたので本屋に行ってみるも、全然見当たらず。普段入らないマニアックげな萌えげなエロげな書店でやっと発見しました。無惨な話だ。公式サイトのトップにも掲載されていない放置っぷり(2007/8/12時点)が泣ける。その一方で復刊ドットコムで販売しているんですが、なんか厳しいオトナの事情でもあったんでしょうか。たとえばゼクスは単行本化するけどメガミックスの4巻以降は出してやらないもんね的な。というか奇しくもメガミックスもブロスコミックスですね。変な会社だなエンターブレイン。

月刊誌での1年連載でモデルZX登場までに4話分使ってるペース配分に一抹の心配を覚えるものの、ちゃんと原作ファンも対象として逸れすぎないように構成してあるのはソツがないなという感想。コロコロコミックで連載されてい(た|る)「ロックマンゼロ」や「流星のロックマン」は実にThat'sコロコロなアレンジが加えられていておもしろおかしかったので(エグゼは未見)。コロコロの舵真ゼロや板垣流星についてはまた稿を改めたいところです。

その一方でいちげんさんをターゲットにするために、ロックマンゼロ世界からのつながりを示す描写をばっさり切り捨てている辺りもナイス。「おねえちゃん」なんて言葉がプレリーから出てくる気配もないし(ガーディアンベース船首の女神像はシエルっぽいけど。もともとそうなんだっけ?)、モデルHも守る対象だったヒトビトのふがいなさを嘆くこともないし。シリーズ知識ゼロで楽しめるようにしてあるのはよいですね。
ただ原作ってシリーズ知識ゼロだと、ふつーに少年少女が変身するヒーロー大活躍!なお話になっちゃうんで何のケレン味もないんですけどね。

ダメージ描写でライフゲージをゲーム風に表示している演出が何かに似ているなと思ったら「魍魎戦記マダラ」(非・文庫版)でした。懐かしいなあ。完結せずにだらだらキャラだけ他作品で使いまわされている苦い思い出。まだ「多重人格探偵サイコ」って連載続いているのかしらん。またほっぽりだして別作品やってんのかな大塚英志。名状しがたき悔しさがこみ上げてくるぜ。閑話休題。
もしE缶ちゅーちゅー飲む描写をやったら池原ロックマンなんですが。そういやサブタンクってどうやって使うんだろう?

ハイボルトの原作以上のナルシーっぷりに萌えました。しかもあんなにギュンギュンかっとんだスピードで飛んでないよなあ。かっちょええ。コミカル(すぎる)なヴァンといい対比です。無差別破壊を繰り返す連続通り魔みたいな。どっちかというとフィストレオの役割な気もする。まぁいいやハイボルトだし。

ルアールの疑似餌っぷりも素敵。皮膚はがしてる皮膚はがしてる!いいなあ。原作って全然騙してる描写ないもんなあ。口の汚さも脳内再生余裕でした。本体のアンコウさんが超堅いように描かれてるけどごめんなさいアンコウ出てきたらチャージセイバーが1撃2連(疑似餌も入れて合計3連)当たるんで「ボーナスターイム!」とか思っててごめんなさい。凍りつかされて大ピンチ!なところで1巻は終了。なんでまとめて出さないんだろう?間を開けるほど売れる量って減ると思うんですが。楽しみにしているので早く出してくださいよ。さあさあ。

巻末の「エンターブレインの超(スーパー)大百科」の煽りが泣ける。ファミコン時代の匂い的な意味で。ノリノリですなあ。まだモデルX, Z, ZXしか出てきてないんで薄めですが、次巻以降に四天王モデルの紹介が載ると思われるので期待。
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