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ゼルダの伝説 夢幻の砂時計

THE LEGEND OF ZELDA: Phantom Hourglass

筆者の今作の進行度:クリア。収集要素はからっきし

◆前提:筆者のゼルダ歴◆
・SFC「神々のトライフォース」。初ゼルダ。ハイラル城地下で鉄球兵士にブーメランばかり百数発ぶつけてて「なんでこいつ倒せないんだ!不死身か?避けて牢開けないといけないのか?いやでもカギないし」と狼狽。その後、先行して遊んでいた友人に攻略の手ほどきを受ける。闇の世界に到達したら即黒手袋を取り、氷の迷宮最下層の謎解きはソマリアの杖で突破する力技っぷり。
・GB「夢をみる島」。友人からGB本体ごと借用。攻略本などの力を借りずになんとかクリア。ヒミツのかいがら?知るか。
・FC「ゼルダの伝説1」。ロウソクや爆弾を使って隠し入り口を探すあたりでギブアップ(正規ダンジョンの入り口すら隠しだなんて!)。即攻略本。
・SFC「マーヴェラス~もうひとつの宝島~」。中古で数百円。人間やイヌ食べちゃう植物超怖い。一番往生した謎解きはラストダンジョンの15パズル。筆者は15パズルが大の苦手です(悪魔城ドラキュラ蒼月の十字架で出てきたときも少し泣いた)。
・GBA「ふしぎのぼうし」。GBAを購入した全能感から勢いで購入。フィールド中のイベントを「わずらわしいなぁ早く次のダンジョン行きたいなぁ」とむげにカッとばしてたらダンジョンの数が少なくて泣く。フィールド上の一連のイベントも謎解きの一部だったんですね。キンカンの皮を剥いて捨てて実だけ食べたような気分。自分のバカ!バカ!袋の中には大量のしあわせのカケラ。

こうしてみると、見事に2Dゼルダしか遊んでいません。なんという偏りだ。そして…

・DSステーションのゼルダ今作体験版。どれいっちょもんでやっかと選択。十字キーをいじってもアイテム選択やメニューしか反応しない。タッチペンで行きたい場所を指せ?ぎゃータッチジェネレーションださよなら(開始10秒)

◆なぜ買った◆
その後読んだニンドリ2007年8月号の開発者インタビューがハート直撃。脳トレの大ヒットに対し嫉妬の炎でもがき狂うおっさんの叫びがそこに!
(前略)『脳トレ』って、まるで頭のいい転校生みたいなんですよ。これまで僕ら『ゼルダ』チームは、学年トップっていうほどじゃないけど、すごく勉強してそれなりの点をとっていたにもかかわらず、その転校生は勉強している素振りも見せずに、いきなり軽々トップを取っちゃったみたいな。それが、めっちゃ悔しかった。こっちは3年間もかけて、死にもの狂いでようやく『トワイライト』の完成にこぎつけているのに、あっちはすごくスマートにかっこよくトップをとっていくので「ちっきしょう!」って思うじゃないですか(笑)。

毎日コミュニケーションズ, Nintendo DREAM 2007 8月号, P86. 発言者:青沼英二(プロデューサー)


そそられた食指をもって食わず嫌いの心をおしのけ遊んでみた結果。実に面白い。でもやられたり失敗したりすると「やっぱりタッチペンでの操作はクズなんだよ!」と敗因をなすりつけたくなる狭量っぷり。長年親しんだ十字キーの呪縛ってマジ強い。

◆ストーリー◆
女の子助けなくっちゃ!そのためには数々の迷宮を突破し精霊の親分みたいなの助けなくっちゃ!というかゼルダは別にストーリーが荘厳で複雑じゃなくてよいのでこれくらい単純な方がよいですよね。悩むのは謎解きだけにしておきたいところです。海王の神殿という特殊なダンジョンを要所要所に挟みつつ、広い海原を巡り各地のダンジョンを制覇する流れ。

◆タッチペンオンリー操作◆
嘘です。筆者は十字キーとLボタン使いまくりました。今作は十字キーとLボタンがそれぞれ
・左:メニューウインドウが画面下部に開く。セーブとか所持品閲覧とかができる。
・右:アイテム選択ウインドウが画面下部に開く。
・下:上画面に表示されている地図が下画面に表示される。書き込みなどの操作が可能。
・L:押している間、装備しているアイテムを使用するモードに切り換わる。
にアサインされているので、イラチな筆者は当然フル活用です。使ってる人間からの視点ですが、終盤はLのアイテム使用ショートカットを使わないと、敵の猛攻に対処しきれないんじゃないかなあ。避けながら位置を確保してアイテム使うとか。

リンク君の近くを指しておけば歩き、遠くを指しておけば走る。速度調整も3段階くらいは効いてるのかな?
近くにいる敵は、タッチすればリンク君が躍りかかってスパーンと斬ってくれます。このセミオートフォーカス、えらく快適です。ペンで素早く短い線を描くようにすればその場で突いたり薙ぎ払ったりしてくれます。リンク君の周りで素早く円を描けば回転斬りで周囲を一掃!
ツボや石なんかも、タッチすればリンク君がかいがいしく持ち上げてくれます。好きな場所をチョンとつつけばそこへ向かってポイッ!爆弾のセッティングも楽チンですね。
ただ、全般においてこのタッチペン操作、調整に調整を重ねたらしいだけあって非常に動かしやすくできているのですが、エッジケースでどうしてもタッチペン操作が煩わしく感じられたのも事実。以下重箱の隅。
・物を持ち上げたままごく短い距離を歩かせる
短い距離を歩かせる=短い時間のタッチ→チョンつつき扱い→持ってるものブン投げる。ごわあああ。似たケースに、短い距離を歩かせる=短い距離・短い時間のスライド→剣で突く、というものも。おんどれ肝心なときになかなか突いてくれないくせになんでいらん時に突くんじゃあ!と、オープニングからラスト近辺まで思い通し。
・画面右上部{の敵を斬る|の的にアイテムをぶつける|の方向へ全速力で走る}
アイテムアイコンのタッチ判定が見た目以上に大きく(見た目も結構大きいけど)、すごく「邪魔されてる」感を受けます。画面左上部には邪魔者がないだけ余計に。
・走る
勝手に前転する。してほしいときに前転しないくせになんで(以下略)。
エッジケースではあるのですが、人間えてして嫌な思い出は忘れないもの。

地味に素晴らしいのが盾。ごく微妙な敵との間合いというのはアナログ操作ではつかみづらいもの。しかしザコの正面からの攻撃は盾が相当防いでくれるんですよねえ。タッチペンでの操作に不安を覚えていた筆者にとってこのフォローは嬉しかった。

◆楽しいアイテム◆
各種メディアでもよく引き合いに出される「ペンで軌道を描くとその通り飛んでいくブーメラン」。確かにこっちの意図通りに仕事してくれるとすげえ快感です。物理的に大嘘な軌道で飛んでくれるのが楽しい。スイッチまとめてオンとかの達成感ときたら。そんなブーメランを筆頭に、過去作で出てきたようなアイテムが結構顔を見せるのですが、タッチペンで操作するというワンクッションが挟まれたおかげで新しい使い方が生まれたものもあり落鱗。確かにこいつぁ十字キーとボタンだけじゃできない動きですぜ。

◆謎解きのフォロー◆
ゼルダといえば高難度!というのかどうかは知りませんが、確かにドツボにハマるとなかなか解けない謎というのが過去作にはちらほらありました。各ダンジョンのボスは、そのダンジョンで新しく手に入れたアイテムを使って退治するという伝統(ほんまか?)がありますが、おかげで解法に気づかないと一方的になぶられる、なんてのもよくあった話。しかし今作は解法を見出せないままえんえん戦っているとヒントくれます。「○○を何かでひっぺがせたらどうにかなるかもしれないのに…」みたいな。親切。というか少々甘口。筆者も2,3のダンジョンでそのタイムアウトヒントのお世話になってしまったわけですが。このヒントって拒否できないんですよね。「もうちょっと考えてみたかったのに!」と思ったり。試行錯誤が楽しい作品なのに、それを時間切れでスポイルされちゃうのは少々残念。
辛口の難度を求める諸姉におかれましては、ファーストプレイでは「各地に置いてある、殴ると『ボヨヨーン』と鳴いてヒントをくれる石像」を殴らぬようご留意願いたいところ。さもないとダンジョンの謎は解く前から解かれてしまいます(と、感じた)。アイテムの使い道も全部教えてくれちゃいます。それを発見するのがダンジョン攻略のおいしい部分なのになあ。とはいえボヨヨーン石像の中には「○○の前にはいいもの埋まってるよ」的に、情報なしではほぼ見つけられないボーナス要素に対するヒントをくっちゃべる奴がいたりするんで全く殴らずに進むというのもなかなか受け入れがたい。悩ましい。
とにかく今作は全般に「クリアできないユーザを出してはいけない」というポリシーが見えます。ゼルダといえば高難度!というレッテルを払拭し、ユーザの間口をビギナー方向へ広げたかったのでしょうね。長時間悩むような超絶な謎がない副作用で、携帯機で空いた時間にサクサク遊ぶのに適した仕上がりになっています。やっぱりゲームって、気軽に起動できてナンボですもんね。

ほほえましいのは、その「クリアできないユーザを出してはいけない」の裏返しで「クリアに関係なければはっちゃけてもいいよね」という気概があちらこちらからまろびでていること。例えば妖精のパワーアップ(各地に散らばるアイテムを収集しなければならない)。例えば各種ミニゲーム(デフォルトのハイスコアを更新するのも並大抵じゃないぜ)。例えば迷路の島(シビアな時間制限の中、攻略ルートは完全に自力で試行錯誤する必要がある)。例えば隠されたイベント(詳細は秘す)。こういう辺りはほんと開発者の矜持というか大人気なさなのかなあ。ちょっと嬉しい。迷路の中級も解けてない筆者ですが。

◆航海◆
詐欺師顔のナイスガイことラインバックの力を借りて広い海原へ出る今作。結構だだっぴろいですね海。とはいえ我々が現実でしているような退屈な船旅(フェリー内で映りの悪いテレビを見るとか、眼前でチンされたカレーライスを食べるとか)なのかといえばそうでもなく。それなりの頻度で魔物は襲ってくるわ、海賊は襲ってくるわ、撃てば撃つほどお金をくれるクラゲが漂っているわ、地図にない島の発見はあるわの超接待づくし体勢。プレイヤーを倦ませません。むやみやたらに大砲を撃てるのもいいですね。弾が有料だったらここまで楽しくなかったかも。
船の外見をカスタマイズするのもまた楽しからずや。筆者の船の船首はもちろんドリルです。

◆通信要素◆
トモダチのいない筆者が常にかみつく要素来ました。誰がすれ違ってくれるんですか。都心部とか小学校とかをうろつけば実はウハウハだったりするんですか。山は死にますか。
今作には、用途は売るのみのお宝(自分名称「換金アイテム」)と、船の外見をカスタマイズするパーツというものがあり、DSのカートリッジごとに(?)それらの売却価格が異なります。高いのと安いのとでは経験上2ケタくらい値段に差があります。ユーザがめいめい自分のゼルダでは安いアイテムを、相手が安いと思っているアイテムと交換することで幸せになろうよ、というシステムなわけですが、おかげで船のパーツがシングルプレイではレア化しすぎているような気がします。被害妄想ですか。
船の外見カスタマイズはクリアに絡まない任意要素とはいえ、悲しい。えんえん海賊船沈めてサルベージするほどのモチベーションがわかないだけに余計悲しい。

◆総括◆
初心者に優しいゼルダ。キー操作の代わりのタッチペン操作、ではなくタッチペンでしかできない操作で構築したゼルダ。ローポリゴンで構成されたトゥーンレンダリングのキャラ達が可愛らしい。
「何で移動すら十字キーじゃねえの?死ねよ」みたいな食わず嫌いの歴戦ゲーマー諸姉にもおすすめ。
すぐに検索エンジンに「○○ 攻略」と入力してしまうようなせっかちな方にもおすすめ。
ゼルダって難しそう、と思っている人。あなたが今作の一番のターゲットです。

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