- 2006-08-15 :
- ゲーム紹介
ロックマンゼクス
ロックマンゼクス
筆者の今作の進行度:8ボスLV4フィニッシュ済みでハードクリア。総プレイ時間は30時間強
プレイして感じた今作のコンセプトは2つ。
マニアしか居着かなくなったゼロシリーズを一新して初心者を呼び戻す事。
ゼロシリーズで人気だった四天王をプレイヤーキャラとして操作できるようにする事。
果たして。
◆初心者を見捨てないロックマンゼロ見参◆
Xシリーズからスピンオフしたゼロシリーズ。Xシリーズよりも暗い世界観でのシビアな戦い。
やるほどに手が感覚を覚え、頭がマップとアルゴリズムを理解し、より早くより美しくより正確に敵を斬れるように。この世で最も華麗に舞う武神(byソルジャー・ストンコング@ロックマンX7)ゼロを操作する楽しみ!
しかしその一方で、プレイヤーはシビアな操作を要求され、その中でシビアな評価をされてきました。
苦労してなんとかクリアできた(だけの)プレイヤーに下る称号は「キズダラケのケンシ」「ドンソクのスナイパー」「エルフキラー」。そもそもが低くない難度の中、クリアすることすらひとつの壁なのに、制作者はパーフェクトクリアを唯一の満足とすべしと常にゼロ4作で訴えつづけてきたのです。
そんなシリーズがリニューアル!ミッション評価は姿を消し、稼ぎで恒久的なパワーアップを得られ、力押しでクリアしても罵られない作品に仕上がってます。世界は救いのない近未来からやや明るめの近未来に。主人公はダークヒーロー・ゼロから変身ヒーロー・ヴァンとエールに。
◆マニアはゼロの道を/初心者はゼクスの道を◆
実は難度自体はゼロシリーズと大して変わっていません。ゼロシリーズと同じ遊び方をすれば。大して変わっていないところ、変わったところ、ひとつずつ見ていきましょう。
・プレイヤーのライフが少ない
油断してるとすぐにダメージを食らいます。ボスにもすぐにやられます。しかし回復アイテムが頻繁にでてくるのはロックマンシリーズの伝統。ザコを倒してライフを稼ぐことはいくらでもできます。ミッション評価が消えたことで、稼いでも「ドンソク」とも「キズダラケ」とも罵られなくなりました。さらに、今回持ち運びできる消費回復アイテムがあります。リンゴにみかんにE缶まで!
他にも今回は色々な所にプレイヤーのライフゲージを伸ばしてくれるアイテムが隠してあり(結構隠れてないのがミソ)、4つ全部集めれば初期の倍までライフが増えます。
誰からも評価されませんが、ノーダメージ・ノーパワーアップで遊べばゼロスタイルです。
あと、セーブ時に残機が一定数まで回復するので、リトライや継続プレイがスムーズにできるのは地味に偉い。
いくらやられようが被弾しようが、ゲームオーバーになるまでにボスを倒してしまえばミッションクリア!という陣取り的な(!?)がりがりパワープレイ、すなわち以前のロックマンのスタイルが今回は制作者から認められています。
・ボスのライフは多い
プレイヤーの初期ライフ16に対し、ボスは64あるいは96。ただ、各ボスには弱点となる部位が存在する場合があり、そこを攻撃すればより大きなダメージを与える事ができます。弱点となる属性があるボスもいて、例えば炎属性を持っている奴に雷かましてあげると5,6発で倒せたりもします。
ちなみに弱点部位を攻撃すると、戦利品のランク(とLV.○FINISH!!って表示の○の値)が下がるので、がんばって弱点部位を避けてボスを撃破する楽しみもあるわけです。またその弱点ってのが剥き出しで、弱点じゃない所を攻撃する方が難しかったりするんですよ。そういう所を弱点っていうのか!?
・ステージがえげつない
若干一撃死のトラップが減った気がします。ちなみに難度イージーだと穴に落ちてもトゲに触っても一撃死しません。まぁ敵の配置はゼロシリーズと変わらない感じ。覚えてなければ不意打ちを食らい、覚えれば先手必勝で駆け抜けられるリズムゲームのような作り。ライブメタルの変身の使い分けは、クリアのための厳しい必須スキルではなく楽に進むためのものとして位置付けされているので安心。GBAからDSにプラットフォームが移り、画面アスペクト比が変わったからかインティの気が変わったからかは分かりませんが、不意打ちみたいなトゲは確実に減ってます。
・そもそもロックマンはダサい
それがいいのに。そもそもダサくない奴はヒーローなんて名乗ってはいけません!!!
◆絶滅危惧種2Dドット絵硬派アクション◆
キャラの動きはサクサク超キモチイイです。走って跳んで斬って溜めて撃つだけで快感です。
敵の配置や耐久力、攻撃ヒット時の反応、両断されるモーション、ほんと変態的。
慣性なしに制御できるジャンプとダッシュがありながら、ボス戦やステージが冗長にならない様はさすがのロックマンです。
マリオとか魔界村とか昔の悪魔城ドラキュラとか、ああいう辺りはむしろ制御のままならなさや制約を楽しむゲームですしね。
◆で、結局コンセプトは?◆
初心者にはやっぱり敷居高げなDSのボタンをフルで使うアクションゲーム。変身、2種類の武器の使い分け、O.I.S.、ダッシュ、チャージ。
初回特典のスーパープレイムービーDVD(あんまりスーパープレイじゃなかったんでちょっとがっかりした)、予約するようなコアファンに見せるんじゃなくて、こっちを店頭で流すべきでしょ。うまくて美しいプレイに憧れてほしいんでしょスタッフさん。ストーリーも毎回あってないようなもんなんだからネタバレなんてないわけだし。
使える能力がゼロシリーズひきつぎだのマニアックなロックマンネタだらけだの(「鋼の冒険心」!)、またマニアしか居着かなかったらいやだなあ。とマニアのつぶやき。
筆者の今作の進行度:8ボスLV4フィニッシュ済みでハードクリア。総プレイ時間は30時間強
プレイして感じた今作のコンセプトは2つ。
マニアしか居着かなくなったゼロシリーズを一新して初心者を呼び戻す事。
ゼロシリーズで人気だった四天王をプレイヤーキャラとして操作できるようにする事。
果たして。
◆初心者を見捨てないロックマンゼロ見参◆
Xシリーズからスピンオフしたゼロシリーズ。Xシリーズよりも暗い世界観でのシビアな戦い。
やるほどに手が感覚を覚え、頭がマップとアルゴリズムを理解し、より早くより美しくより正確に敵を斬れるように。この世で最も華麗に舞う武神(byソルジャー・ストンコング@ロックマンX7)ゼロを操作する楽しみ!
しかしその一方で、プレイヤーはシビアな操作を要求され、その中でシビアな評価をされてきました。
苦労してなんとかクリアできた(だけの)プレイヤーに下る称号は「キズダラケのケンシ」「ドンソクのスナイパー」「エルフキラー」。そもそもが低くない難度の中、クリアすることすらひとつの壁なのに、制作者はパーフェクトクリアを唯一の満足とすべしと常にゼロ4作で訴えつづけてきたのです。
そんなシリーズがリニューアル!ミッション評価は姿を消し、稼ぎで恒久的なパワーアップを得られ、力押しでクリアしても罵られない作品に仕上がってます。世界は救いのない近未来からやや明るめの近未来に。主人公はダークヒーロー・ゼロから変身ヒーロー・ヴァンとエールに。
◆マニアはゼロの道を/初心者はゼクスの道を◆
実は難度自体はゼロシリーズと大して変わっていません。ゼロシリーズと同じ遊び方をすれば。大して変わっていないところ、変わったところ、ひとつずつ見ていきましょう。
・プレイヤーのライフが少ない
油断してるとすぐにダメージを食らいます。ボスにもすぐにやられます。しかし回復アイテムが頻繁にでてくるのはロックマンシリーズの伝統。ザコを倒してライフを稼ぐことはいくらでもできます。ミッション評価が消えたことで、稼いでも「ドンソク」とも「キズダラケ」とも罵られなくなりました。さらに、今回持ち運びできる消費回復アイテムがあります。リンゴにみかんにE缶まで!
他にも今回は色々な所にプレイヤーのライフゲージを伸ばしてくれるアイテムが隠してあり(結構隠れてないのがミソ)、4つ全部集めれば初期の倍までライフが増えます。
誰からも評価されませんが、ノーダメージ・ノーパワーアップで遊べばゼロスタイルです。
あと、セーブ時に残機が一定数まで回復するので、リトライや継続プレイがスムーズにできるのは地味に偉い。
いくらやられようが被弾しようが、ゲームオーバーになるまでにボスを倒してしまえばミッションクリア!という陣取り的な(!?)がりがりパワープレイ、すなわち以前のロックマンのスタイルが今回は制作者から認められています。
・ボスのライフは多い
プレイヤーの初期ライフ16に対し、ボスは64あるいは96。ただ、各ボスには弱点となる部位が存在する場合があり、そこを攻撃すればより大きなダメージを与える事ができます。弱点となる属性があるボスもいて、例えば炎属性を持っている奴に雷かましてあげると5,6発で倒せたりもします。
ちなみに弱点部位を攻撃すると、戦利品のランク(とLV.○FINISH!!って表示の○の値)が下がるので、がんばって弱点部位を避けてボスを撃破する楽しみもあるわけです。またその弱点ってのが剥き出しで、弱点じゃない所を攻撃する方が難しかったりするんですよ。そういう所を弱点っていうのか!?
・ステージがえげつない
若干一撃死のトラップが減った気がします。ちなみに難度イージーだと穴に落ちてもトゲに触っても一撃死しません。まぁ敵の配置はゼロシリーズと変わらない感じ。覚えてなければ不意打ちを食らい、覚えれば先手必勝で駆け抜けられるリズムゲームのような作り。ライブメタルの変身の使い分けは、クリアのための厳しい必須スキルではなく楽に進むためのものとして位置付けされているので安心。GBAからDSにプラットフォームが移り、画面アスペクト比が変わったからかインティの気が変わったからかは分かりませんが、不意打ちみたいなトゲは確実に減ってます。
・そもそもロックマンはダサい
それがいいのに。そもそもダサくない奴はヒーローなんて名乗ってはいけません!!!
◆絶滅危惧種2Dドット絵硬派アクション◆
キャラの動きはサクサク超キモチイイです。走って跳んで斬って溜めて撃つだけで快感です。
敵の配置や耐久力、攻撃ヒット時の反応、両断されるモーション、ほんと変態的。
慣性なしに制御できるジャンプとダッシュがありながら、ボス戦やステージが冗長にならない様はさすがのロックマンです。
マリオとか魔界村とか昔の悪魔城ドラキュラとか、ああいう辺りはむしろ制御のままならなさや制約を楽しむゲームですしね。
◆で、結局コンセプトは?◆
初心者にはやっぱり敷居高げなDSのボタンをフルで使うアクションゲーム。変身、2種類の武器の使い分け、O.I.S.、ダッシュ、チャージ。
初回特典のスーパープレイムービーDVD(あんまりスーパープレイじゃなかったんでちょっとがっかりした)、予約するようなコアファンに見せるんじゃなくて、こっちを店頭で流すべきでしょ。うまくて美しいプレイに憧れてほしいんでしょスタッフさん。ストーリーも毎回あってないようなもんなんだからネタバレなんてないわけだし。
使える能力がゼロシリーズひきつぎだのマニアックなロックマンネタだらけだの(「鋼の冒険心」!)、またマニアしか居着かなかったらいやだなあ。とマニアのつぶやき。

